Hitachi 3Tours Championship
LPGAチーム優勝/渡邉成績:ベストボール方式 2位(−3)、オルタネート方式 1位(−4)

12月13日、千葉県のグリッサンドゴルフクラブを舞台に、国内男子ツアー(JGTO)、国内女子ツアー(LPGA)、国内シニアツアー(PGA)による3大ツアーの対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」が開催された。各ツアーから6人の選手が選抜されて行われた対抗戦の試合方式は午前と午後の分かれており、午前はベストボール方式(2人1組のチームで各自が自身のボールでプレーし、良い方のスコアを採用)で、午後がオルタネート方式(2人1組のチームで1つのボールを交互に打つ)で行われた。試合はポイント制で競われる方式で、ベストボールは1位:2ポイント、2位:1ポイント、3位:0ポイント、オルタネートは1位:3ポイント、2位:2ポイント、3位:1ポイントが加算される。渡邉は前週に行われた「THE QUEENS presented by KOWA」でもタッグを組んだ菊地絵理香とのコンビで出場。午前は武藤俊憲&片岡大育組と、室田淳&崎山武志組と対決し、1ポイントを獲得した。
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午後のオルタネートでも菊地とのコンビで、武藤俊憲&松村道央、田村尚之&平石武則と対決。パートナーの菊地が勝負どころで長いパットを決めて、首位を走っていた男子ツアーを土壇場で逆転し、3ポイントを奪取。大会は2年連続で国内女子ツアーが優勝を手にした。女子ツアーの選抜メンバーは史上初となる獲得賞金2億円を突破したイ・ボミを筆頭に、ランキング2位のテレサ・ルー、精神的な支えとなった大山志保に、チームをとりまとめた上田桃子、そして勝負を決定づけた菊地というまさに最強メンバー。最年少の渡邉にとっても、2週連続となるチーム戦は大きな収穫があったに違いない。来季のさらなる躍進に期待したい。
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