アース・モンダミンカップ

カメリアヒルズカントリークラブ（千葉県）／日程 2017年６月22日・23日・24日・25日
順位（渡邉）：67T／73・69・73・75・トータル290／スコア＋２
順位（柏原）：41T／73・69・69・74・トータル285／スコアー３

国内女子ツアーの第17戦目となる「アース・モンダミンカップ」が６月22日から４日間の日程で千葉県にあるカメリアヒルズカントリークラブで開催された。2013年大会では堀奈津佳が４日間大会の最少ストローク記録となる21アンダーで優勝。昨年優勝したイボミも20アンダーと大きなスコアが出る大会としても有名。積極的に攻めて、取りこぼさずに積極的にパッティングを決めていくかが鍵を握っている。大会初日、アウトコース１番からスタートした渡邉彩香は前半で２つのボギーを叩き、良い流れを作ることができなかった。後半もバーディが続かず波に乗れなかったが、最終18番でバーディを奪取し、１オーバーの73位タイと出遅れる形にはなったが明日へと繋がるラウンドだった。

気温27度、この日も晴天に恵まれた大会２日目。初日を１オーバー73位タイとした柏原明日架が、６バーディ、３ボギーの3アンダー69でラウンド。通算２アンダーの47位タイまでスコアを伸ばし、予選突破を果たした。バーディの後にボギーを叩いてしまうなど、ゴルフが噛み合わない場面もあったが、翌日からの決勝ラウンドでの奮起に期待が高まる３アンダーだったように感じる。

決勝ラウンドに入ったこの日も好天。スコアを伸ばすには絶好のコンディションとなった。２日間通算２アンダーの47位タイからスタートした渡邉は１バーディ、２ボギーの73でラウンド。通算１アンダーの59位タイへ順位を下げたが、得意とする長丁場の４日間トーナメントだけに最終日の巻き返しに期待したい展開となった。

迎えた最終日は雨。時折強く吹きつける難コンディションとなった。柏原は３連続ボギーを叩くなど粘り切ることができず２バーディ、４ボギーの74でラウンド。通算３アンダーの41位タイで４日間のトーナメントを終えた。渡邉も１バーディ、４ボギーの３オーバー75とスコアを落とし、４日間通算２オーバーの67位タイとなった。優勝したのは最終ホールで劇的なバーディパットを沈めた鈴木愛。４日間通算18アンダーと、渡邉、柏原共に大きく離される展開となってしまったが、女子ツアーは翌週唯一のオープンウィークとなる。これを機に心身ともにリフレッシュし、後半戦の奮起に期待したい。