アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI
UMKカントリークラブ(宮崎県)/日程 2017年3月24日・25日・26日
順位:3T/71・66・72・トータル209/スコアー7

国内女子ツアーの第4戦目となる「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」が3月24日から3日間の日程で宮崎県にあるUMKカントリークラブを舞台に開催された。柏原にとっては地元の大会であるとともに、ジュニア時代から腕を磨いてきたコースなだけに勝ちたい気持ちは誰よりも強い。前々週、前週と連続で予選落ちに終わっているだけに、知り尽くしたコースで嫌な流れを払拭したかった。そんな柏原の大会初日は2バーディ、1ボギーの1アンダー71。首位とは4打差があるものの29位タイとまずまずのスタートを切った。
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迎えた大会2日目は朝から冷たい雨が降る難しいコンディション。しかし、柏原には関係がなかった。「私はキャリーでボールを飛ばすタイプなので、雨は関係ないです。むしろグリーンで止まりやすい分、チャンスだと思いました」。この日のラウンドは自身が100点をつける内容で6バーディ、ノーボギーの6アンダー66を叩き出した。特に圧巻だったのが7番パー3から始まった4連続バーディ。6番までパッティングの距離感が合わなかったが、我慢し続けたことがバーディラッシュにつながった。地元でのツアー初優勝に向けて最終日を首位タイで迎えることになった。
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優勝へのプレシャーがかかる最終日。柏原は3番でバーディを奪うものの、6番で痛恨のダブルボギーを叩いてしまう。ただ、終盤に柏原は昨年よりも成長した姿を見せる。優勝争いに最後まで加わり、18番ホールまでわからない展開にしたいと話していた通り、15番、16番で連続バーディを奪い大ギャラリーを沸かせた。結果的にこの日はスコアを伸ばせず3位タイで終え地元でのツアー初優勝の夢は叶わなかったものの、次戦につながる内容の濃い最終日だった。「気持ちの面でも技術の面でも最後までいい状態でできました」と柏原。ツアー初優勝は着実に近づいている。優勝したのは最終日にホールインワンを含む、1イーグル、5バーディ、1ボギーの66をマークし、通算9アンダーとした若林舞衣子。5年ぶりの優勝を手にした。
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