ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ
土佐カントリークラブ(高知県)/日程 2017年3月10日・11日・12日
順位:15T/72・71・70・トータル213/スコアー3

国内女子ツアーの第2戦目となる「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」が3月10日から3日間の日程で、高知県にある土佐カントリークラブを舞台に開催された。開幕戦では惜しくも1ストローク足らずで予選落ちに終わった渡邉彩香。得意とする4日間トーナメントだけに決勝ラウンドには進みたかったが、ショットの内容は悪くない。今季はとにかく優勝にこだわるという渡邉が、今シーズンの第2戦目に挑んだ。舞台となったのは雄大な太平洋を望む風光明媚なコース、土佐カントリークラブ。初日の渡邉は前半で4番、6番、7番と3つのボギーを叩き、悪い流れでハーフターンするものの、後半は3つのバーディでスコアをイーブンパーに戻す。首位とは7打差があるものの32位タイで初日を終えた。
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2日目は4つのバーディを奪うものの、ボギーも3つとスコアを1つ伸ばしただけにとどまった。ただ、上位が伸び悩み、順位的には18位タイで最終日を迎える。土佐カントリークラブはアップダウンがあり、そこに風が加わると難度の高いショットが要求される。優勝スコアの予測は7アンダー前後と言われていたため、渡邉の爆発力があれば不可能な数字ではない。持ち味の飛距離を生かして、最終日はどこまで追い上げられるかに期待が高まった。
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最終日の渡邉は2番ホールでボギーを叩きつまずくものの、4番ですぐさまバーディを取ると、後半は安定したプレーで2つのバーディを奪取。優勝争いに加わるまでにはいかなかったが、通算3アンダーの15位タイで3日間のプレーを終えた。このオフに取り組んできたことをしっかり確認しながら試合に臨んでいる渡邉。その手応えは確かに掴んでいるようだ。翌々週にはツアー初優勝を飾った思い出の「アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI」もあるため、今後のプレーが楽しみだ。優勝したのは藤崎莉歩とのプレーオフを制した全美貞。ツアー通算25勝目を挙げた。
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