アメリカ・ロサンゼルス合宿
カリフォルニア州 ロサンゼルス近郊（アメリカ合衆国）／ 日程：2016年1月
2015年シーズンを賞金ランキング６位で終えた渡邉彩香。日本人最高位だったとはいえ、トップのイ・ボミをはじめとする海外勢にトップ５を独占された悔しさは否めない。さらなる飛躍のために年明け早々から始動。2016年シーズンの開幕に備えてまず向かった先はロサンゼルス。渡米した一番の目的は丸山茂樹プロの指導を受けるためだ。昨年のシーズン中に何度か丸山プロの指導を受けたことがあるが、長期的なものは今回が初めて。なぜ丸山プロだったのだろうか。
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自身が課題としていた部分のレベルアップをはかるには丸山プロが最適だと感じたと渡邉は言う。「長年アメリカツアーで活躍されてきた丸山さんの技術を目の前で見る機会がありました。そのときに、これから世界を目指していくために自分に必要なスキルは何かということが明確に感じることができたんです」。もちろん渡邉自身は丸山プロが世界で戦っていたのを生で観ていた世代ではないが、ショートゲームの巧者であることは父親から聞かされて知っていた。 “丸山茂樹”の技術を手に入れれば、世界で戦えることを本能で感じ取ったのかもしれない。
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キャンプでの練習形式は２パターンあり、基本形はレンジなどでの打撃練習が中心、もう1つはラウンド中心の実践形式。どちらも9時30分にスタートして21時30分までと、まさにゴルフ漬けの毎日。丸山プロからはラウンドを共にすることで、技術面だけでなくコースマネージメントなどのスキルも学べる最高の機会と言える。課題であるショートゲームの他に、丸山プロからはもっとバーディチャンスを作るために、ピンに向かっていくショットを身につけるよう指導されているとのこと。いわゆるライン出しショットだ。
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昨年以上の成績を残すことは最低限の課題。さらなるステップアップを目指し渡邉は邁進している。「とにかく今季のスタートをいい形で迎えらえれるように、たくさん練習して、自分自身、開幕が楽しみだと思える準備をしたいと思います」。と力強く語った。
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