大王製紙エリエールレディスオープン
エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)/日程 2016年11月17日・18日・19日・20日
順位:68T/68・76・ー・ー・トータル144/スコア±0

11月17日から4日間の日程でLPGAツアー第37戦目となる「大王製紙エリエールレディスオープン」が愛媛県にあるエリエールゴルフクラブ松山を舞台に開催された。翌週の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が賞金ランキング25位までの選手と本年度の優勝者のみが出場できる大会なだけに、来季のシード権争いにおいてはこの試合が事実上の最終戦となる。シード権はもちろん、最終戦の出場に関しても安全圏内にいる渡邉彩香にとっては、メジャーでもある最終戦に向けて調子を上げておきたい重要なゲームと言える。大会初日は1イーグル、5バーディ、3ボギーの4アンダー68でラウンド。渡邉らしい攻撃的なゴルフが見れた反面、惜しいチャンスも逃すなど、どちらかと言えば伸ばしきれなかった印象が残った。このコースは距離がそれほど長くないために、バーディ合戦は必至。2日目以降も攻めのゴルフが必要になる。初日のトップは9アンダーをマークした原江里菜。5打差を追いかけて2日目以降のプレーに挑むことになった。
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この試合は4日間トーナメントで長丁場だけに、スロースターターの渡邉にとっては有利かと思われたが、2日目に落とし穴が待っていた。この日は前半だけで5つのバーディを奪いスコアを伸ばしたものの、後半に入ると一転、3つのダブルボギーに加えて、17番のパー5ではまさかの9を叩いてしまった。結局、4オーバー76で通算イーブンパーとし、残念ながら予選落ちに終わった。波の大きさをおさえることは必要だが、今はこのスコアを受け入れて、糧としていくことが優勝への近道なのかもしれない。次戦はいよいよ国内女子ツアー最終戦。悔いの残らないよう、そして来シーズンへ繋がるプレーに期待したい。優勝は、トータル24アンダーでツアー最小ストローク記録を更新したテレサ・ルー。今季3勝目を挙げた。また、イ・ボミが2年連続の賞金女王を確定させた。
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