meiji カップ
札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)/日程 2016年8月5日・6日・7日
順位:4T/69・72・69・トータル210/スコアー6

8月5日から3日間の日程でLPGAツアー第22戦目となる「meiji カップ」が北海道にある札幌国際カントリークラブ・島松コースを舞台に開催された。全米女子オープンから帰国後の国内ツアー2戦目となるこの試合で、渡邉彩香らしいプレーを見せてくれた。初日は笠りつ子と韓国のキム・ハヌルと同組でラウンド。前半から好調なゴルフを展開し、5バーディ、2ボギーの3アンダー69をマーク。首位とは3打差の5位タイとまずまずのスタートを切る。ただ、最終18番ホールでのボギーは渡邉本人もダブルボギーを打った気分と悔やまれる上がりホールとなった。
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初日の不完全燃焼を晴らしたい2日目だったが、この日はパットが決まらない。バーディチャンスにつけながらも、パットが決まらないことで、この日はなかなかプレーのリズムを生み出すことができなかった。1バーディ、1ボギーのイーブンパー72でラウンド。順位も通算3アンダーの17位タイへと後退してしまう。
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迎えた最終日は、北海道にしては暑いくらいの晴天ながら風が強く吹く難しいコンディション。各選手がスコアを思うように伸ばせない展開の中、渡邉は着実にスコアを伸ばしていく。前半を1バーディ、ノーボギーの35で折り返すと、後半は3つのバーディを奪う。特に最終18番パー5でのバーディは、初日のリベンジをしたという意味で、気持ちの良いフィニッシュとなった。最終日は4バーディ、1ボギーの3アンダー69でラウンド。3日間通算6アンダーとして4位タイに食い込んだ。「後半戦の目標は3勝。日本女子オープンや日本女子プロ選手権というメジャーもあるので、頑張りたいと思います」。渡邉にとっての後半の好材料は、メジャーを含めて4日間トーナメントが多いこと。得意とする4日間トーナメントでこそ、渡邉の持ち味が発揮される。今季初優勝とともに、メジャー初制覇に期待が高まる最終日のプレーとなった。優勝は、首位タイから出たイ・ボミ。今季3勝目を手にし、獲得賞金も1億円を突破した。
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