サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)/日程 2016年6月9日・10日・11日・12日
順位:18T/69・72・69・74・トータル284/スコアー4

6月9日から4日間の日程でLPGAツアー第15戦目となる「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」が兵庫県にある六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に開催された。前週の試合をパスし、体調的にも万全で迎える4日間トーナメント。今季初優勝への期待が高まった。初日の渡邉は10番スタートで森田理香子とアマチュアの新垣比菜と同組。5バーディ、1ダブルボギーの3アンダー69でラウンド。首位とは3打差の10位タイのまずまずのスタートを切った。ショット的にはそれほど良くない内容だったと話すが、最終ホールの9番まではノーボギーだっただけに、最後の締めが悔やまれる初日となった。
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大会2日目は初日とは一転して出入りの激しい内容のゴルフとなった。スタートホールの1番をバーディとするものの、続く2番でボギー。その後はボギーが先行する苦しい展開となり、結局4バーディ、4ボギーの72とスコアを伸ばすことができなかった。首位とは9打差の3アンダー13位タイで決勝ラウンドへ進むこととなった。
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渡邉が得意とする4日間大会だけにトップとの差はあるものの、まだまだ上位進出の可能性は残っている。迎えた3日目は有村智恵と青木瀬令奈と同組。日に日にグリーンが硬くなる難しいコンディションの中、渡邉は4バーディ、1ボギーの69でラウンド。上位が伸びなかったこともあり、通算6アンダーの5位タイへと浮上した。渡邉的にはもう少し大きなスコアを出したかったが、なかなかチャンスにつけることができなかった。それでも迎えたピンチはきっちりと凌ぎ最終日につながるゴルフだったと振り返る。
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最終日は最終組の1組前で韓国の申ジエとキムハヌルの2人とラウンド。首位とは6打差があるもののチャンスがないわけではない。そんな気負いもあったのか、ボギーが先行する苦しい展開となり流れを作ることができなかった。16番ホールでは痛恨のダブルボギーを叩くなど、2オーバー74でラウンド。4日間通算4アンダーの18位タイで大会を終えた。1日でもビッグスコアが出ていればという悔しさも残るが、ゴルフの内容は悪くない。各選手疲れも出はじめるシーズン中盤だが、それも見据えてオフにトレーニングを積んできた渡邉。暑くなり始めるこれからが力を発揮するタイミングだ。優勝は韓国の姜秀衍。通算11アンダーの逃げ切りで今季初優勝を飾っている。
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